「盛り塩」を見たり、聞いたことはありますか?
「気」の穢れ(けがれ)払いや浄化に使うための、自宅での「盛り塩」のお話です。
穢れから身を守るために、住まいに結界を張ってその住まいを聖域とするためと考えられています。
塩の種類はどんな塩がいいのか気になりますよね。
食塩として売られているものは、にがり成分が除かれていて、添加物も入っている塩があります。
「盛り塩」という儀式にはふさわしくないです。
無添加で、にがり成分も含まれていて、天日干し製法で製造された天然塩を選びましょう。
次に「盛り塩」の方法です。
神社などでは、それぞれ独特の方法もありますし、五角形や八角形などの難しいものもありますが、自宅で行う場合の簡易方法の説明です。
白い小皿があればそれに、なければ白い紙でも大丈夫です。
それもなければお弁当に利用するアルミカップなどでもいいですよ。
形式にこだわりすぎますと、浄化できなくなりますからね。
置く場所は、玄関は「境界」ですので、玄関の内側です。
お店ですと、外に置いてある会社もありますが、個人宅は中がいいでしょう。
結界を張るのは、二体一対の2つ一組の考えで置きます。
二極の陰陽思想です。
交換時期ですが、毎日では手間で大変ですよね。
塩が固まってきたくらいの時で大丈夫ですよ。
だいたい一週間に一回とか半月に一回くらいでしょうか。
あまり神経質にならなくていいです。
処分方法は、トイレに流すとか、キッチンに流す方法もありますし、土にまくでもいいです。
ゴミと一緒でも問題ありません。
ゴミとして捨てるのは抵抗があるかもしれませんが、ありがとうございましたの言葉で処分しましょう。
料理やバスタブに入れたりの再利用はしないでくださいね。
邪気をたっぷり吸っていますので逆効果になってしまいます。
ただし、「盛り塩」だけしても、清潔感ある玄関、お部屋じゃないと効果はありませんよ。
いかがでしたか?
「盛り塩」で「気」をきれいにして運気アップしましょう。