半夏生(はんげしょう)


鑑定実績約4万人の「千葉の母悠鈴です。

7月2日は、「半夏生(はんげしょう・はんげじょうず)」です。

七十二候の中の雑節の一つです。

7月2日から七夕までの5日間です。


植物の
半夏生は、カタシログサという植物の別名です。葉が半分白くなることから、「半化粧」とも言われるそうです。


葉が白く咲く姿が、京都では公開されるようです。
珍しい姿ですよね。

毒草で、この毒草が生ずる季節で、この頃までに田植えを終わらせましょうと言われています。

この頃に降る雨を「半夏生雨(はんげあめ)」と言い、大雨が」続く頃です。
不吉な言い伝えが多い「半夏生」です。

この季節に食べる物は何があるのでしょうか?

各地には、この時季に食べると良いとされているものがあります。

代表の食べ物は「タコ」です。
もともとは田植えを終えた農家が、神様に捧げる食べ物として「タコ」をお供えしたことが始まりの、主に関西方面の風習のようです。

タコ」の足にある吸盤のように、苗がしっかりと根付き、稲がたくさん実る様にとの願いが込められたとか。

アミノ酸の一種のタウリンが「タコ」には豊富に含まれているので、疲労回復の効果があるため、農家にとっては、夏バテ防止と養生のこの頃に摂り入れました。

香川県では、2日は「どんの日」ですので、「半夏生うどん」と言ってふるまわれるそうです。

梅雨から夏に向かうこの季節、英気を養って夏を乗り切ろうとする、昔の人の知恵や工夫ですね。






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